豊田はるか(9)、御手洗の岩魚/三段を完登

2021年4月3日、豊田はるか(9歳、大阪在住)が奈良県・御手洗ボルダーの岩魚(三段)を登った。トライは5時間ほど。その後ターターシン(初段)も完登した。9歳で三段の完登は、最年少と思われる(※)。以下はお父様の豊田勝久さんのコメント。

ボルダリング歴は2年6か月です。今年1月から外岩クライミングを本格的にはじめました。今年中に初段を登ることを目標にしていましたが、予想より早く初段を登ることができたため、欲が出て、9歳中に二段以上を完登してみたいと思うようになりました。

4月3日に、奈良県天川村、御手洗ボルダーの岩魚/三段に初挑戦しました。スタート左奥のガバクラックは限定で直上するというルートです。初手は止まるものの2手目が止まらずこれに4時間苦戦しました。
先に上部のバラシをおこない、その後2手目の練習に集中し、4時間打ち込み続けて2手目が止まりました。2手目から3手目は1時間ほどのトライで上部につなげることができ、ゴールとなりました。その後、ターターシン/初段を完登し、引き上げました。

昨今の状況を鑑み、岩の課題を小学4年生の1年間はトライし続けたいと考えています。最近はコンペにも出ず、同年代のキッズクライマー達とも一緒に登るのを少し我慢しています。目の前にある岩と自身の限界に挑戦しつつ、自然の中で一体感を感じるクライミングを娘も気に入っています。

岩魚(三段)の3手目を止めたところ

※ 2021年4月11日追記 – 濱田琉碧(8歳)が2020年11月15日に湯河原・幕岩ボルダーのアナコンダ(三段)を登っていることが判明しました。お詫びして訂正させていただきます。

※※なお10歳では以下の記録がある。石井秀佳(幻の光/三段)、吉野惺太(岩魚/三段、冷酷/四段)、中村泉優(ハンター/三段)

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