ワールドクライミング リード第5戦。男子は鈴木音生が3勝目、吉田智音が銀。女子はヤーニャ・ガンブレットが圧勝。

Photo=Dimitris Tosidis/World Climbing

9月4~5日、スロベニア・コペルでリードの後半戦が再開された。日本勢は男女各6人が出場。男子は、世界のシニア大会初参戦となる藏敷慎人、西尾洸音(ともに2007年生まれ)を含む全員が準決勝進出を果たした。予選と同日に行なわれた準決勝では、今季初めて安楽宙斗が準決勝敗退という波乱があったが、日本の雄、鈴木音生、吉田智音の2人が決勝へ。女子は野中生萌、中川瑠、小池はなの3人が準決勝へ進んだものの、ファイナル進出はならなかった。

男子の決勝課題は長大なルートで、序盤からトリッキーでフィジカル強度の高いムーブが続く。吉田は2番手で登場すると、ルーフ下のポイント30まで迫り、さらに6番手で登場した鈴木はこれを3手伸ばした。後続を見守るなか、残り二人の選手がともにトラバース箇所でクリップの罠にはまり、相次いでフォール。結果、鈴木は前回シャモニ大会の雪辱を果たし、今季3勝目を挙げた。吉田が2位に入り、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。

首位奪還、鈴木音生

今季初の表彰台、吉田智音

男子表彰台

女子決勝もハードなルート展開で、ヘッドウォールへ続く核心ホールドで有力選手が軒並み振り落とされた。これをひとり持ちこたえ、最終局面へ突入したのは、女王ヤーニャ・ガンブレット(スロベニア)。一手一手、鬼気迫る登りは他の追随を許さず、一人舞台。ホームグラウンドで圧巻の優勝を飾った。

ヘッドウォールを行く、ヤーニャ・ガンブレット

女子表彰台

リザルト

男子
1 鈴木音生

33+
2 吉田智音

30+
3 プトラ・トリ・ラマダニ INA

28+
4 サム・アベズー FRA

23+
5 フィリップ・シェンク ITA

23
6 イ・ドヒョン KOR

23
7 ジョバンニ・プラッチ ITA

22+
8 チョン・チャンジン KOR

22
―――
10 安楽宙斗

14 村下善乙

17 西尾洸音

18 藏敷慎人

 
女子
1 ヤーニャ・ガンブレット SLO

42+
2 ブルック・ラブトウ USA

33
3 ソ・チェヒョン KOR

32+
4 アニー・サンダース USA

32+
5 ロッサ・レカル SLO

30
6 ジェシカ・ピルツ AUT

27
7 ゼリア・アベズー FRA

25
8 キム・チェヨン KOR

13
―――
13 小池はな

18 中川 瑠

22 野中生萌

30 張替夢乃

34 小林 舞

47 小田菜摘

同一カテゴリの最新ニュース