チェーン・レンペとデイブ・アルフレイ、1日でヨセミテの3つの壁を継続

チェーン・レンペとデイブ・アルフレイが、ヨセミテにある 3つの壁、ワトキンスとエル・キャピタン、ハーフドームのルートを 1日(22時間 59分)で継続した。これまでにはまだ 3チームしか達成していない記録。

6/21 の午後 3時にワトキンス南壁をスタートした彼らは 3時間 40分で South Face(19ピッチ、5.8 C2) を完登、すぐに下降して車でエルキャプに移動し、午後 10時にノーズ(31ピッチ、5.9 C1) に取り付き、6/22 の 5:30 にトップアウト。イーストレッジを下降し、バイクでミラーレイク経由でハーフドームの取付きへ移動。午前 10時に Regular Northwest Face(22ピッチ、5.9 C1)に取り付き、午後 2時にハーフドームの山頂へ抜けた。

この記録の最初は 2001年のディーン・ポッターとティミー・オニールによるもので、彼らはハーフドームからスタートして、ワトキンス、エルキャプ・ノーズと継続している。その後、2012年の 5月にトミー・コールドウェルとアレックス・オノルドのペアがワトキンス – エルキャプ – ハーフドームを 21時間 15分で継続している。彼らはオールフリーにこだわったため、エルキャプではフリーライダー(5.12d/5.13a、37ピッチ) をラインに選んでいる。

さらに、その 1週間後にはアレックス・オノルドが単独でワトキンス – エルキャプ – ハーフドームを 18時間 50分という驚異的な記録で駆け抜けている。