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トミー・コールドウェル、ヨセミテ最難ピッチをレッドポイント
本格的にトライを始めてから、今年で 7年目となるヨセミテ・エルキャピタンの Dawn Wallプロジェクトの最難ピッチの 1つ、15ピッチ目のトラバースピッチを、トミー・コールドウェルがレッドポイントした。グレードは 5.14d としている。
今年はクリス・シャーマやジョナサン・シーグリストの参戦も話題になったが、アメリカの国立公園が10月から閉鎖になったため、プロジェクトのスタートが出遅れた感じになった。
クリスも核心の連続する 5.14+ のピッチはレッドポイントできなかった。トミーはトライ中に肋骨を痛めて、一旦下降して休養している間も、最近のパートナーであるケビン・ジョージスンはトライを続けていた。
12月に再度プロジェクトに戻り、しつこくトライを続けて今回のレッドポイントに繋がっている。しかしながら、前後の 14ピッチ、16ピッチ目がまだ繋がっていない。いずれも 5.14+ と推定されている。11月下旬に雪も降り、ヨセミテは完全に冬の状態だが、クリスマス付近まではトライを続ける模様。
