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参加者全員アイマスクで目隠しのクライミングコンペ開催!
11月14日(土)東京都町田市のクライミングジムNOSEで、NPO法人モンキーマジック主催、法人設立10周年イベント「ペアで参戦!見ざるチャレンジクライミング」が開催されました。
モンキーマジックは、視覚障害者へのクライミング普及を目的として2005年に設立されたNPO法人で、代表の小林幸一郎自身も視覚に障害があります。主な活動のひとつとして、障害の有無に関係なくクライミングを一緒に楽しむことで、ユニバーサルな社会を実現するための取り組みを行なっています。
コンペには、26組52人(内視覚障害者9名、聴覚障害者3名、他は特に障害なし)の参加者と、セッターにはゲストとして、草野俊達、鈴木直也、大古田正裕、モンキーマジックより中澤直之、小林幸一郎の計5名、他、運営補助ボランティアには20名の方が参加くださり、モンキーマジック史上、最大規模のクライミングコンペとなりました。
競技方法は2人一組で、一方がアイマスクをして登り、もう一方はアイマスクをしたクライマーの目となりホールドの位置を指示する、ブラインドクライミングで行なわれました。
予選は各選手60分で10課題、ボーナスホールドを保持(50点)するか、完登(100点)した場合ポイントが与えられます。クライマーとナビゲーターを交互に担当し、2人の合計獲得ポイントで予選の順位を決定、上位グループ4組が「大ざるクラス」に、中位グループが「子ざるクラス」5組に分かれ、決勝に進みました。
決勝戦は2つのトップロープ課題に制限時間5分間でチャレンジし、2人の順位の合計で最終順位を決定します。
※聴覚障害の参加者は、アイマスクをつけると情報が耳からも目からも入ってこない状態になってしまうため、予選ではシュミレーションゴーグルという片目は見えず片目がすりガラスのように白濁したゴーグルをつけ、ナビゲーターがホールドの位置をレーザーポインターで指示、決勝ではホールドとホールドの間に次のルートを探れるよう壁に紐を張り、競技を行ないました。
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