安間佐千、ワールドカップ2連勝 中国・ウージャン大会

10月19日、20日、中国のウージャン(呉江)で行われた、ワールドカップ第6戦で安間佐千は韓国に続き優勝。気になる年間ランキングは、安間が1位で460ポイント、2位ヤコブ・シューベルト388ポイント、3位ラモン・ジュリアン358ポイント。この3人の中から残る2戦(フランス、スロベニア)で年間チャンピオンが決定することは間違いない。
女子はミナ・マルコビッチが僅差で、キム・ジャインを退け優勝。女子の年間チャンピオンはこの2人によって争われることになる。現在のポイント差はたったの10である。
4戦連続で表彰台に上がってきた小田桃花だが、今回は5位となってしまった。
ほかの日本人のトピックとしてはなんと言っても、島谷尚季(16)の決勝進出であろう。リードで安間以外の日本人男子が決勝に進出するのはひさびさであるとともに、最年少での決勝進出である。残念ながら決勝ではスリップにより最下位となったが、今後の活躍に期待したい。島谷の先輩格に当たる羽鎌田直人も10位と健闘した。
そして2戦連続の決勝進出を果たした大田理裟。参加者が少ないアジアラウンドはヨーロッパに比べ予選通過は簡単だが(というか今回は全員通過)、決勝進出の困難さは変わらない。胸を張っていい結果である。
■男子
1 安間佐千(JPN)
2 ショーン・マッコール(CAN)
3 ヤコブ・シューベルト(AUT)
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8 島谷尚季
10 羽鎌田直人
13 小澤信太
15 松島暁人
■女子
1 ミナ・マルコビッチ(SLO)
2 キム・ジャイン(KOR)
3 マグダレナ・ロック(AUT)
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5 小田桃花
8 大田理裟
9 野口啓代
13 小林由佳
16 義村 萌

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