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安間佐千、世界初の5.15ルート、Biographieを第11登
安間佐千が、フランス・セユーズにある世界初の 5.15aルート、Biographie(Realization) を、5日間 10トライの末に第 11登した。
Biographie は 1980年代の後半にフランスのジャン・クリストフ・ラファイエがボルトを打ったラインで、誰も登れずにプロジェクトとして長年残されていた。その後、フランスのアルノー・プティが途中に終了点を打ち足して完登し、Biographie(5.14c) としていた。
そして、2001年にアメリカのクリス・シャーマが従来の終了点までを完登し、Realization というラインとして完成させた。現在は、途中の終了点は撤去されている。初登の様子は映像作品『Dosage 1』に収録されている。
2010年 8月にフランスのエンゾ・オッドが第 7登して以来、4年ほど再登者はいなかったが、今年になってから、6月にアメリカのジョナサン・シーグリスト、7月にドイツのアレックス・メゴス、チェコのアダム・オンドラ、今回の安間佐千と 4人が立て続けに登っている。