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第12回ボルダリングジャパンカップ2017。女子はユースの伊藤ふたばが初優勝、男子は藤井快が2連覇
東京・国立代々木第二体育館(写真=セブンエー)
文=北山真 写真=萩原浩司
ボルダリングジャパンカップ2017が1月28日、29日、国立代々木第二体育館で開催された。
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女子予選は森秋彩、小武芽生がそれぞれのグループで1位通過、伊藤ふたばが5位と、初日から世代交代の予兆があったが、野中生萌、加島智子が3位、野口啓代が5位と本命選手たちも上位につけた。
準決勝では野口がさすがの貫録で全4完登で1位。もう一人の全完登はなんと森で、リーチのハンデをものともしない、この大会中最高といえるパフォーマンスを魅せ、野口とのアテンプト差たったの”1″で2位につけた。
6名中3名が中学生となった決勝では伊藤が大ブレイク、3連続完登で第4課題をむかえる。野口、野中、森はそれぞれ第3課題目まで2完登。最終課題での逆転にかける。しかし第4課題は今大会最難の課題。全員がボーナスすらとらえることはできず、伊藤がそのまま逃げ切りの優勝となった。
伊藤、森、そして、もうひとりの中学生、山形の工藤花。2020年のオリンピック出場を予感させる選手たちといえよう。
史上最年少優勝を果たした伊藤ふたば。柔軟性にパワーを兼ね備えた登りで会場を魅了した
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