米子不動でのアイスクライミング”味とも”右の氷瀑を登攀

 

文=賀門尚士 写真=宮田八郎

2月16日に米子不動”味とも”の右にある氷瀑を登りました。1月に核心手前まで行きましたが、プロテクションの問題と時間切れにより敗退し、2回目でRPになりました。

2P目まではⅥ級までの氷と比較的容易なミックス壁を70mほど登り、核心である3P目へ。3P目はM5ほどの垂直からうす被りのトラバース7m。さらに空中に浮いたプロテクションのとれないスカスカ氷に乗り移り7m直上。上から被さってくる厚さ10cmほどのカーテン状氷にハング越えムーブで乗り移り、うす被り10mを登ると傾斜が緩み終了。

3P目ではビレー点の脇にカム、4m弱のところにある草付きにショックアブソーバーを付けたノミックを打ち込みプロテクションとしています。

今回、氷の状態とパートナーに恵まれ、珍しい形状の氷を登ることができ良い経験となりました。

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