[動画]ピアミン・ベアトレ、スイスのシャルメで”Meiose 9b”に成功

2015年秋、ドイツのピアミン・ベアトレはスイス、シャルメのセクター“トリビューネ”にある長年のプロジェクトであった”Meiose (9b)”を、トータル150回ほどのトライの末に、レッドポイントした。体重を10キロ落としての達成であった。

既成ルートである”Chromosome Y (9a)”と”Chromosome X (9a)”をリンクさせた”Meiose (9b)”に成功したのは、幼い子供を引き連れての南米ツアーに出発する直前であった。9b(5.15b)のルートがクリス・シャーマ、アダム・オンドラ以外のクライマーによって初登されるのはまれなことである。

ベアトレは「”Meiose (9b)”は、スイスのみならず世界最難ルートの一本だ」と言っている。再登者による確認が待たれる。

また、その南米ツアーで彼は、南米大陸で最も難しいボルダー課題(8B+/8C)と、”Azul es el Cielo de Los Ciegos (9a)”というスポーツルートを設定、初登。同年スイスでも、クザンベールで”Drop a Line (V16)”を初登している。

>>グレード比較表

“Chromosome Y (9a)”と”Chromosome X (9a)”をリンクさせた”Meiose (9b)”

 

グレードが確定すれば、南米最難ルートとなる”Azul es el Cielo de Los Ciegos (9a)”

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