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3月16日(日)、東京銀座にて「第17回新日本ヒマラヤ会議」開催
2025年3月16日(日)、東京・銀座にて「第17回新日本ヒマラヤ会議」が開催される。
新日本ヒマラヤ会議は、日本のクライミング最前線にいるクライマーたちによるヒマラヤ登山の研究会で、今回はネパールの7000m峰ニルギリに新ルートからトライした青木達哉氏、ベテランと若手の混合チームでネパール・チョパバマレ峰を初登攀した小西審胤(あきつぐ) 氏、パキスタンの知られざるエリアを手探りで開拓・登攀を行なった横山勝丘氏、そして、ネパール・フォレ北壁にリベンジを果たした山本大貴氏による報告がおこなわれる。
フレッシュな20代から、脂ののった40代まで、 ヒマラヤで活躍をするクライマー本人の口から話が聞ける貴重な機会。ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
申し込みは下記のQRコードもしくは以下のURLから。
https://qr.paps.jp/iiSVf
第17回新日本ヒマラヤ会議
日時:2025 年3月16日(日) 受付開始 9:50~
場所:中小企業会館 会議室C
東京都中央区銀座2-10-18
JR山手線「有楽町駅」京橋口より徒歩10分
東京メトロ有楽町線 「銀座一丁目駅」11 番出口より徒歩 1 分
東京メトロ銀座線 「銀座駅」A13 出口より徒歩 5 分
都営浅草線 「東銀座駅」A8 出口より徒歩 5 分
※駐車場、駐輪場はありません。
参加費:500円(資料代/当日資料代を申し受けます)
スケジュール:
09:50〜 受付開始
10:20 理事長挨拶
10:30〜11:20 ネパール ニルギリ西面登山報告:青木達哉
11:35〜12:25 ネパール チョパバマレ 登山報告::小西審胤(コニシ アキツグ)
12:25〜13:25 ――――昼食・各自――――
13:25〜14:15 パキスタン カランバール渓谷 ボフパリット登山報告:横山勝丘
14:30〜16:00 ネパール フォレ北壁登山報告:山本大貴 With 橋本しをり先生
16:15~16:30 片付け、閉会
各セッション概要:
青木達哉/ネパール:ニルギリ峰西面登山報告
昨年日本からネパールで7千を目指したのはニルギリ隊のみ。(公募隊は別として)まあたまたまなのか、こだわりがあったのか、会議スタッフは報告を拝見して面白いと感じた。(登路を探りながら高度を上げていく面白さ。下から全ルートが見えない、面白さ?)前回のニルギリ北面から西面に変えた経緯、K2登頂者である講師に高所登山の面白さ、未知未踏に憧れる心情を語っていただく。
小西審胤(コニシ アキツグ)/ネパール:チョパバマレ峰登山報告
チームは4人、隊長上田幸雄、馬目弘仁、小西審胤、国宗広太郎。当初はベテラン2人と若者チームに分かれてアタックの予定だったが、最終的に3名1チームでアタック(馬目氏と若者2名)。此のパーティ構成でリッジの初登攀は若者2人にとって、素晴らしい体験になったに違いないリッジ登攀の魅力と共に語っていただく。
横山勝丘/パキスタン:カランバール渓谷 ボフパリット登山報告
“この谷に行き着くまでの話“ ”リッジクライミングにこだわる理由“や、一般的に言うライトEXPなのか?(許可関係/入域の実際/道路状況/BC設営場所と予算)など、トレッキングの延長上にある登山とは考えていない、確かな実力と経験に基づいたうえでの登山を語っていただく。
山本大貴/ネパール:フォレ北壁登山報告With橋本しをり先生
一昨年(2023年)の高山病発症敗退から始まってどの様に其れを克服していったか、高山病の話に結構重点を置き、山本氏の報告の後、橋本先生に解説をしていただく。2023最初のトライ時どの様な問題があったのか、何処が分岐点だったのか等。2024、2回目のトライ、山本氏が1回目の反省をもとに行った順化活動に付いて、行動表、グラフ等を基に理想的な順化活動はどの様に行ったらよいのか、勿論個人差が大きいので、一般論になるが紐解いていきたい。
続いて「高所順化について/一昨年の高山病→敗退から始まって昨年の登頂迄どの様に高山病を克服していったか」というテーマでトークセッションをおこない、参加していただいた講師の皆さんの体験をお聞きしながら、橋本しをり先生を中心に高所登山、順化活動について考える。
申込・問い合わせ:
日本ヒマラヤ協会 Tel 024-529-5780 Eメール haj@kde.biglog.ne.jp