アジア大会、野口=金、藤井=銀、楢崎=銅

文=北山 真

インドネシアで行われている4年に一度のアジア大会で、26日にスポーツクライミングのコンバインド決勝が行われ 、野口啓代が金メダル、藤井快が銀メダル、楢崎智亜が銅メダルを手にした。


金メダルの野口啓代(中央)、銀メダルの藤井快(左)と銅メダルの楢崎智亜(右) 提供=JMSCA

競技はリード、ボルダー、スピードの総合で争われた。それぞれの順位を掛け算し、数字の少ない方が上位となる。今回の藤井と楢崎の成績を見ると、仮に順位を合計すると藤井=9、楢崎=8なのだが、1位を獲得した藤井が上になるような計算方法となっているのである。女子では野口とSa Solが同ポイントであったが、野口が1位を獲得したのは、決勝の3競技中2種目で野口がSa Solを上回っていたからと思われる。

■男子

1 Chon Jongwon(KOR)L3×B1×S2=6
2 藤井 快  L1×B3×S5=15
3 楢﨑智亜  L2×B2×S4=16
4 Khaibullin Rishat(KAZ)L6×B4×S1=24
5 Kim Hanwool(KOR)L4×B5×S3=60
6 Au Chi Fung(HKG) L5×B6×S6=180

■女子

1 野口啓代  L2×B1×S6=12
2 Sa Sol(KOR)L3×B4×S1=12
3 Kim Jain(KOR)L1×B3×S5=15
4 伊藤ふたば   L4×B2×S4=32
5 Marlenova Assel(KAZ)L6×B6×S2=72
6 Lee Hungying(TPE) L5×B5×S3=75

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