メアリー・イーデン、世界最難のルーフクラックの1本 Black Mamba(5.14b)を再登

gripped.com
訳=羽鎌田学

メアリー・キャサリン・イーデンがユタ州キャニオンランズにあるワイルドなルーフクラック、Black Mambaを再登した。

2019年にピート・ウィタカーとトム・ランドールが初登した際に、「これまでで最も難しいルーフクラックの一本だ」と語ったルートである。

みずからTrad Princessと名乗るメアリーは、Black Mambaのフィニッシュには長さ約6mの足先行オフィドゥスが含まれており、バレージャイアントの#9でプロテクションを取る必要があったと説明する。また「登っている間、私が自分に言い聞かせていたのは、『スマートに登る』ということ。つまり厳しいフィニッシュに備えてエネルギーを温存することでした」とも、語っている。

メアリー・イーデンはアメリカのベスト・クラッククライマーの一人であり、Necronomicon(5.13d/14a)、Belly Full of Bad Berries(5.13b)、The Price of Evil(5.13b)、Mechanical Bull(5.13a)、The Crack House(5.13)、The Tricks Are For Kids(5.13)、Iron Sharpen Iron(5.13)等を再登している。

Black Mambaは、Century Crack(5.14b)、Stranger Than Fiction(5.14)、East Coast Fist Bump(5.13c/d)、Carbondale Short Bus(5.13+R)と並んで、砂漠地帯にあるハードクラック・リストのトップにある。

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