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『FISE HIROSHIMA2019』にてボルダリング競技開催!

2019年4月22日

文=植田 幹也  写真=佐藤 健

2019年4月19日~21日、広島市民球場跡地にてアーバンスポーツの祭典「FISE」(フィセ)が開催され、ボルダリング競技も行われた。初日に男女予選、2日目に男女準決勝と男子決勝、3日目に女子決勝が行われ、3日間とも雲一つない炎天下かつ20度を超える気温であったため選手にとっては楽しくも過酷なコンペとなった。

男子準決勝では井上祐二が力強さを見せ準決勝は最難の真っ向勝負ピンチの第3課題を唯一完登し全完登の首位通過。2位には土肥圭太が順当に位置づけ、3位にはフランスのクレマン・オズンが滑り込み日本勢にその実力を見せつけた。以下、天笠颯太、渡部桂太、田中修太と有力選手が下馬評通り決勝に駒を進めた。

男子決勝は3課題目まで全員が2、3完登で並び、まだ皆に優勝のチャンスがある展開。最終課題、トップバッターの田中はフラッシュ。続く渡部も2撃で仕留め3完登ながら優勝の目を残す。3番手の天笠は登れば全完登であったが、最後のプッシュができずに完登ならず。オズンも完登ならず、迎えた5番手の土肥。土肥は残り時間が少なくなった中、落ち着いて最後のプッシュムーブを攻略し粘りの完登を見せ会場を沸かせる。そして最後に今大会乗りに乗っている井上が登場。土肥よりも3課題目までのアテンプトが少なかった井上が最終課題を登り優勝をさらうかと思いきや、悔しくも時間切れとなり、唯一の全完登の土肥が優勝を飾った。

土肥は近年フィジカル面が伸びワールドカップ等でも成績を上げているが、今大会ではどんな場面でも落ち着いて完登をもぎ取る精神面の充実が目立ったといえるであろう。


男子優勝の土肥 圭太


男子表彰台

女子準決勝では大河内芹香が絶好調で全完登で首位で決勝へ。続いてボルダリングでもめきめきと力をつけつつある13歳小池はなが同じく全完登のアテンプト差で2位通過。3位以下には倉菜々子、中川瑠、工藤花、菅原亜弥と並び、若手中心ながらも新旧入り混じる形となった。そして蓋を開ければ決勝進出者は全員日本人であり、ボルダリング女子でも日本人選手の層の厚さを見せつけられた。

女子決勝、1課題目では菅原を除く5選手全員がこの課題を完登。2課題目はBJCファイナリスト経験もある工藤、そして注目の若手中川も長い手足と粘りを活かしフラッシュ。3課題目は最初の菅原が登るものの、他の選手はゴール取りが攻略できない。ラストに出てきた大河内が実質的な最終トライで執念でゴールへ手を伸ばし完登。振り絞った魂のトライに、盛り上がりは最高潮となる。この時点で中川と工藤が2完登3ゾーンでアテンプトまで全く同じだがカウントバックで中川が首位に着ける。4課題目は見た目にも美しく女子の最終課題を飾るにふさわしい課題であったが、なんとあまりの暑さもあってか誰一人ゾーンが止まらず幕切れに。結果、中川がそのまま優勝となり、初めての大きなタイトルの獲得となった。

リードジャパンカップに続きボルダーでも頭角を現した中川は今年が飛躍の年となりそうだ。


女子優勝の中川 瑠

 


女子表彰台

男子

1 土肥 圭太
2 井上 祐二
3 渡部 桂太
4 天笠 颯太
5 田中修太
6 クレマン・オズン (FRA)

女子

1 中川 瑠
2 工藤 花
3 大河内 芹香
4 倉 菜々子
5 小池 はな
6 菅原 亜弥

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