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フォンテーヌブローで石油掘削計画。反対運動に協力を
2020年11月1日
Patagonia Facebookより
訳=羽鎌田学
イラスト=成瀬洋平
ユネスコによって世界自然保護区としても認定されているフォンテーヌブローは、森林、湿地、原野、そして多くの魚が生息する小川などに大変恵まれている。そして100年に渡り受け継がれてきたクライミングの大いなる伝統の存在も忘れることはできない。
しかし今、その森の未来が脅かされている。原因は、森の近辺に新たに10本の原油採掘用井戸を掘るプロジェクトの出現だ。30万人にもおよぶ市民の飲料水を汚染する結果となるパイプライン破損による原油漏れの危険性以外にも、原油採掘は有毒ガスの排出、環境汚染を引き起こすことになりかねない。
「フォンテーヌブローの森を含む一帯は、野生動物と田園生活を営む人々にとって特別な領域なのです。そのような場所の未来が脅かされることになるのです。小規模とはいっても貪欲な化石燃料会社の金銭的利益アップ以外に意味のない愚かな開発計画を進めるなんて、まったく馬鹿げていて理解不可能なことです。今こそ、世界のクライミング・コミュニティは立ち上がり、何かをすべき時なのです。もちろん私たちクライマーのためにだけではなく、開発により悪影響を受ける人々すべてのために、ひいてはフォンテーヌブローの森自体のためになのです」と、フォンテーヌブローを活動の場とするクライマー、ゾフィア・レイフは言う。
油井掘削反対運動に署名して行動しよう。
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