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ジムの看板スタッフにインタビュー④ 「モノリスボルダリングジム」
高橋達夫=文
人気ジムの看板スタッフをご紹介する連載、第4回は「モノリス ボルダリングジム」(埼玉県)より、長谷川真也さんをご紹介します。
仕事は接客や課題のセットの他、キッズへの指導にも力を入れているそうです。楽しみは外岩で自分の限界に挑むことだとか。
Q クライミングを始めたきっかけは?
A 僕が始めたのは10年ほど前。その頃は今よりもマイナーで、興味はあったのですが敷居が高かったんです。そんなとき、友人に誘われたのがきっかけで始めました。そして、その友人に負けないように夢中になっていきました。
モノリスのセット後にセットのメンバーと撮影。壁に登っているのが長谷川さん
Q このジムで働きはじめたきっかけと、現在どのようなお仕事をされているのかを教えてください
A クライミングと接客業が好きだったのがきっかけだったと思います。通常の仕事の他に、キッズスクールも担当しています。今は合計60人以上来てくれていて、今後はさらに増えそうですね。子供に楽しさを伝えて、長く楽しんでもらいたいです。
ジム内にあるキッズウォール
Q 愛用しているクライミングシューズ、ウェアを教えてください
A シューズはadidas「5.10 HIANGLE W’s」です。コンペをやっている人が多く使っているという信頼性もありますし、なにより足が細くて甲が低い自分の足に、このウィメンズモデルがピッタリとフィットしてくれます。
ソックスはGECKOの「Ergo Comfort」です。以前は裸足でシューズを履いていたのですが、試しにGECKOのソックスを履いてみたら、足裏感覚は裸足と変わらず、汗処理や消臭の面では裸足より良かったので、それ以来履いています。
ウェアとチョークバッグはモノリスボルダリングジムでしか販売していない「Camelopardalis Works」というブランドです。うちにいらしてくれるお客様が立ち上げたブランドで、デザインが可愛いのと、かゆいところに手が届く心配りを感じられる機能がたくさんあるので、気に入っています。
長谷川さんの愛用品。奥にあるチョークバックが「Camelopardalis Works」
Q ご自分のクライミングのスタイルを教えてください
A あまりコンペ志向ではないです。たまに出るのはいいですが、僕は外岩でグレードを更新していくほうが楽しいですね。自由に限界に挑戦していくのがスタイルかな。
Q 最近心に残った外岩と、そのエピソードは?
A 二子山で仲間が開拓したルートを登った時。すごく気持ちがよく、なによりルートを開拓してくれた仲間が、
よく足を運ぶという二子山
Q 今後行きたい岩場は?
A 海外の岩場。特にオーストラリアのグランピアンズは、
今はなかなか難しい状況ではあると思いますが、
Q クライミングが上手くなるためのアドバイスをお願いします
A どうすれば登れるのかを考えて、諦めずに課題に取り組むことだと思います。そして何よりも、とにかく楽しんで登ること! 好きこそものの上手なれ!
二子山にて、友人が開拓したルートを登る
Q キッズに対しては、普段どのようにアドバイスをしていますか?
A 子どもたちに威圧感を与えないようにし、
また「できない」「
Q 今後のクライミング界に望むことは?
A 以前よりメジャーになってきましたが、
それと同時に、もっといろんな方にボルダリングに限らず、
Q ジムのおすすめポイント、裏話などありましたらお願いします
A ラインセットのメインウォール、まぶしのトレーニングウォール、ムーンボード、キャンパスボード、キッズウォール、2歳から登れるミニキッズウォールと、老若男女問わず、家族みんなで、あらゆるレベルの方が楽しめるジムになっています。
特にスタッフはトレーニングウォールで登るのが好き。他のジムさんでは使わないであろう、小さなホールドがついていて、岩場に向けてのトレーニングが捗る壁になっています。
トレーニングルーム。110度、120度、130度がある
長谷川さん、ありがとうございました! 当コーナーの年内の更新はこれで以上です。みなさま、良いお年をお迎えください!
モノリスボルダリングジム
埼玉県川越市にあるボルダリングジム。長谷川さんが講師を務めるキッズクラスが充実しており、レベル別に分かれたクラスがあるほか「英語deクライミング」という、テーマを設けて登る回も。
もちろん、さまざまなレベルの壁があるので、大人も大満足。子連れのママさんをはじめ、ファミリーで訪れやすいジムです。
▶︎ ジムの詳細を見る
▶︎「モノリスボルダリングジム」公式ウェブサイト