樋口結花、龍頭泉のリトルユニバース（5.13c）を完登

樋口結花（20）は2022年1月15日、長崎・龍頭泉のリトルユニバース（5.13c）を登った。トライは5日間20回ほど。新原孝喜（1993年）、山本章、大石英文、尾形和俊、樋口純裕、中上太斗、薛宇孝、通谷律などに続く完登と思われる。女性では初。

ルートはダイナミックな下部と、立体的ムーブの中間部、そして故・杉野保をして“カチ指を作ってから出直さないといけない”と言わしめた極小カチが連続する上部からなる。

「今回、私が完登したリトルユニバースは、指の保持、足先の繊細さに加え、パワフルな動きを要求されるため、リードのルートというより、ボルダー要素が試されるルートでした。そのため、一手一手の強度が高く、苦労しましたが、流れと重心移動を意識したことで、完登できたと思います」