アイスクライミングWC2020初戦、中国・チャンチュンで開催

文=北山 真

2020年1月3日~5日、中国・チャンチュン(長春)においてUIAAアイスクライミングワールドカップ2020の第1戦が開催された。日本からは過去最大の男子5名、女子6名が参加した。

リードウォールは完全なアーチ状のシンプルなものであった。

完全なアーチ状のリードウォール 写真=門田ギハード

女子はひさびさの出場となった韓国のシン・ウンソン(キム・ジャインとともに通常のクライミングでも活躍していた)が強豪 マリア・トロコニナ をおさえて優勝。男子はフランスの ローナ・ラドゥヴァン が優勝。3位にはやはり韓国のベテランクライマー、パク・ヒヨンが入賞した。

日本人男子は門田ギハードのみが予選通過、準決勝で12位。日本人女子は5名が予選通過、竹内春子が準決勝を通過し、決勝7位となった。

今年のアイスWCは3戦のみ。残るは1月10日~12日の韓国と、1月23日~25日のスイスである。

女子リード

1 シン・ウンソン(KOR)
2 マリア・トロコニナ (RUS)
3 マリオン・トマ (FRA)
ーー
7 竹内春子
11 橋本久美子
14 小武芽生
15 市川倫子
17 大塚優希
18 笹川淳子

男子リード

1 ローナ・ラドゥヴァン (FRA)
2 モハマド・レザー・サフダリアン・コルイェー (IRI)
3 パク・ヒヨン (KOR)
ーー
12 門田ギハード
24 橋本 翼
25 中島正人
26 伊藤権次
29 森田修弘

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