小峰直城、小川山の流れ星 5.12cをオンサイト

文=北山 真

2021年5月12日、小峰直城が小川山・唐沢岩峰群1峰の流れ星(5.12c)をオンサイトした。このクラックがオンサイトされるのは初めて。国内のクラックのオンサイトとしては、平山ユージによる不動沢・メルヘン岩のヴィーナス(5.12d)に続くもの。

流れ星は1984年に堀地清次が初登、発表時5.12bであったが、第2登した平山ユージにより5.12cにアップグレード。以後おそらく故・杉野保の意見により5.12bに戻ったが、近年は5.12cを提唱するクライマーが多数で、ローリングストーン(5.12d)と同程度という声も聞こえている(あまりに形状、内容が違うので比べるのは難しいが)。

「流れ星、オンサイトできました。全身全霊、渾身の連続。酸欠になりながらも登りきった」


全体に強傾斜の流れ星、登っているのは小峰のパートナーの仲井佑介

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