村井隆一、Never Ending Story 8B+/V14を4トライで完登

村井隆一が6月28日、スイス・マジックウッドのNever Ending Story 8B+/V14を、わずか4トライで登った。この課題の最速の完登と思われる。

Never Ending Storyは2003年にクリス・シャーマによって初登された、マジックウッドの看板と言える課題。2015年の竹内俊明を含め、多くの世界のトップボルダラーによって再登されている。

なおこの日は村井のマジックウッド初日。滞在は1週間ほどのようだが、さらなるハイグレードの完登が期待される。

「初日は雨上がりでどこもびちょびちょだったので、ルーフで濡れてなさそうなネバーエンドの岩に行くことに。かなり遠くからでも際立つこの岩は、映像で見るより遥かに巨大なスケールで圧倒されました!最初に上部の8aのパートを2トライし、フルラインの2トライ目で完登することが出来ました。手数が多く(17手)、ヒールを何度も使う課題ですが、塩原ルーフで登り込んでいた自分にとってかなり相性が良かったと思います」

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