オリアーヌ・ベルトーヌ、女性4人目のV15完登者に!

8a.nu  訳=羽鎌田学

レ・ユニオン島出身のオリアーヌ・ベルトーヌ(15)が、フォンテーヌブローでホールド欠落後のSatan i Helvete Low(8C)に初めて成功した。この課題のオリジナルは2003年にデイブ・グレアムが初登し、8Bとした。その後セバスティアン・フリゴーがそのオリジナルのスタートを2手下げて8B+としたが、2013年にホールドが欠けしばらくの間再登する者がいなかった。以下はオリアーヌのコメント。

「会心の出来でした。全部で11回のセッションで成功したのですが、その間にSatan i Helvete Bas(Low)とスタートの部分が一緒のFata Morgana bas(8a+)やFata i Helvete(8b)も登っていました。だんだん難しい課題に挑戦していって、最後に最も難しい課題の成功に結び付けることに夢中になりました。2013年にホールドが欠けてから初めて登ったことになると思います。2016年にはアルバン・ルヴィエがスタンディングスタートのSatan i Helveteを登ったのですが、その時彼は彼にとっては8Cぐらいはあると言っています。ですから、もっと下からスタートする私の手順では確実に8Cになるはずです」

彼女がトライする姿を収めたビデオ、EpicTV Relais Vertical #116では、Satan i Helvete(スタンド) を登ったシャルル・アルベールが(もちろん裸足で)、ハードな8B+、または8Cとコメントしている。

これでオリアーヌは、白石阿島(比叡のホライゾン)、カッディー・レーマン(スイスのKryptos)、石井秀佳(鳳来の白道)についで4人目の8C/V15を登った女性クライマーとなった。

 

 
 
 
 
 
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