パタゴニア東京・神田ストアにて、6月3日からクライミングイベントを開催!


Masazumi Sato (c) 2022 Patagoia, Inc.

クライミングや登山、スノーアクティビティのテクニカルストア「パタゴニア東京・神田ストア」では、6月3日と7月1日に、クライミングのトークイベントを開催する。

6月3日はパタゴニアアンバサダーの横山勝丘と加藤直之による「サンドストーン珍道中 〜ユタ州モアブでの3シーズン〜」を、7月1日は同じくパタゴニアアンバサダーである倉上慶大による「クライミングが人生にもたらす豊かさ」をテーマにそれぞれ行われる。

また、トークショーのほかにも、「Worn Wear Event~新品よりもずっといい~」と題したイベントを開催。手持ちのクライミングウェアを修理したり、フィールドのゴミを拾うためのトラッシュポーチを作るワークショップを実施する。

クライミングトークイベント

2017年秋。とあるキャニオンの、ひときわ目を引くクラックに一目惚れした横山勝丘は、それから何度もその地を訪れることになった。同行したのは加藤直之と倉上慶大。遠目には美しいクラックに取り付けば、全身埃にまみれ、落石に怯え、呻きながら上を目指す。

いつしか手のすべての爪が浮き、甲はズル剥け。ボロ雑巾になった身体を引きずり、砂漠のキャンプに戻る。どれだけ頑張っても完成したルートは数えるほど。それなのに、なんだろうこの充足感は!笑いあり、(笑いすぎて)涙あり。だけではなかった。

終了点のテラスに立った瞬間、頬を伝う涙。未知を求めてキャニオンを訪れ、そこに介在する困難と向き合った3シーズンのストーリー。

進路、仕事、人間関係、病気、死に至るまで、誰しも恐れや不安と向き合う局面が人生にはある。一見すると全く別世界と思われるクライミングの中にある恐怖も、根本的には人生の中で経験するそれと同じだ。

しかし同時に、人生の中にある、どうしても逃れることのできない恐怖などと違って、クライミングでは環境を変え、その困難から逃げることで恐怖を遠ざけることもできる。けれど、その恐怖に正面から向き合い克服することでしか得られない豊かさが、クライミングにはある。その豊かさを守り、伝えること。それは今を生きるクライマーたちにできる未来へのギフトなのかもしれない。

ボルダリングからビッグウォールまで様々なクライミングを困難なスタイルで追求し、生死の境を彷徨う病を患いながらもクライミングを人生の道と選択したクライマーが気付いた「クライミングが人生にもたらす豊かさ」とは。

Worn Wear Event~新品よりもずっといい~

①Worn Wear Event~新品よりもずっといい~ リペアイベント

日時:6月18日(土)11:00 ~ 18:00
手持ちのクライミングウェアを修理できるイベント。リペアテープを使った修理や、プル紐の交換、スナップボタンの取り付け等、シンプルなリペアを体験できる「シンプルリペア」、ミシンを使用し、破れたクライミングパンツなどのたたき修理を行なう「クイックリペア」が選べる。先着順にて20名限定、1人につき1点まで受付。

②Worn Wear Event~新品よりもずっといい~ アップサイクルイベント

日時:7月16日(土)11:00 ~ 18:00
トレイルに落ちているゴミを入れるのに最適なトラッシュポーチを作るワークショップ。洗えば何度も使えるトラッシュポーチをもってお気に入りのフィールドへ遊びに行こう。

パタゴニア東京・神田ストア

Shouta Kikuchi (c) 2022 Patagonia, Inc.

〒101-0052 千代田区神田小川町2-3-18 露木第2ビル
TEL: 03-3518-0571
営業時間: 平日12:00〜19:00、土日祝:11:00〜18:00
定休日: 第3水曜
https://www.patagonia.jp/

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