鈴木雄大・王鞍彗介・大坪和正ら、ペルー・キタラフ(6036m)新ルートから初登攀

2024年6月29日、鈴木雄大・王鞍彗介・大坪和正らが、ペルーのブランカ山群キタラフ(6036m)の新ルートの登攀に成功した。
キタラフの南壁から南東稜に繋がるラインで、「Dream House」と命名されM6、AI5+、A2、R/X、VIと評価している。

鈴木はこれまでにアラスカ・ハンター北壁ムーンフラワーバットレス、ペルー・アウサンガテ北壁、パキスタン・ガムバル・ゾムの北西尾根などを登ってきたが、今回の登攀を今まででいちばん壮絶な登攀であったと語った。

隊の中でも鈴木雄大は6000mでの登攀経験があったが、王鞍彗介と大坪和正のふたりははじめての6000m登山。慣れない高所でここまでのハードなルートでの登攀に成功したことにも驚きだ。ルート上では雪や岩が脆く、ほぼすべてのピッチでテクニカルなクライミングが求められたようだ。

 

この5日間に及ぶ登攀の詳細についてはROCK&SNOW105(9月5日発売)に掲載。
登攀の様子は鈴木雄大のYoutubeチャンネルでも見ることができる。

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