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ジェームズ・ピアソン、世界最難のトラッドルート Tribeを第2登
2020年10月25日
文=北山 真
ヤコポ・ラルケルが2019年春に初登した、イタリア・カダレーゼの Tribe がブリティッシュトラッドの雄、ジェームズ・ピアソンによって10月21日第2登された。
ラルケルの初登時にグレーディングはされなかったが、「これまで登ったルートの中で一番難しかった」とのコメントにより、少なくても5.14dはあることが想像された(その中にはスポートではラ・ランブラ 5.15a、トラッドではラプソディ E11/5.14cが含まれているのだから)。
今回のピアソンも、はっきりとグレーディングしていないが、やはり「これまで登ったどんなトラッドルートも、これほどハードなムーブが連続するものはなかった」としている。そして「グレードの事より、このラインの素晴らしさと、これを妥協なくピュアなままに登った(ノーボルト、ノーグルー、そしてもちろんノーチップで)ヤコポ自身がさらに素晴らしい」と賞賛した。
写真=Caroline Ciavaldini
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