関野奏子、伴奏者 四段+に成功

11月11日、関野奏子が小川山・不可能スラブの伴奏者(四段+/V13、グレードはR&S編集部)を登った。トライは7日間。女性の成功は初めてと思われる。

「下部パートのフットホールドを見つけることができなくて、左足のトウフックを解除してもうまく体を上げられず苦戦しましたが、そのフットホールドが見つかってから5トライ程で完登。登りきってすぐには、いつもと変わらない登れた!とハイテンションではしゃいでいたのですが、降りてきて、“おめでとう!”と声をかけてもらったり、まるで自分の事の様に喜んでくれた仲間を見て、この課題を登れたんだ。となぜか胸がいっぱいになって、久しぶりに半べそをかきました。
スラブが苦手だった自分が、何かを得ることができるんじゃないかと始めたトライでしたが、この課題を登りきることができて、本当にうれしかったです。朝雨が降っていても諦めずに、長々と伴奏者を打ち続ける私に付き合ってくれた仲間たちと、良いコンディションをもたらしてくれた秋晴れに感謝です。この課題を登れた事で、コンペよりも外岩が大好き、という自分に改めて気がつくことができたので、その気持ちをこれからも大切にしていきたいと思います」
(ボルダリングジムLampサポートクライマー)

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