ワールドカップ2017終了、是永敬一郎が年間3位に

文=北山 真   写真=小澤信太

11月11日、12日にリードワールドカップ最終戦がスロベニア・クラニで行なわれた。日本からは男子8名、女子5名が参加したが、残念ながら決勝に進出した選手はいなかった。

今回も同高度付近で多くの選手が落ちる、通称“ダンゴ”状態が見受けられた。最も顕著だったのが女子セミファイナルで、26人中17名がほぼ同じ場所で落ちた。特筆としては、そろそろコンペ慣れしてたきたのか、アレックス・メゴスが2位に入賞したことであろう。

年間チャンピオンは、女子が前大会ですでに確定していたヤーニャ・ガーブレッツ。8戦中6戦で優勝と言う群を抜いた成績であった。男子はロマン・デグランジュ、8戦中優勝は3回だった。
日本人では、第7戦でみごと優勝した是永敬一郎が年間3位に入賞した。
コンバインド(複合)男子では楢崎智亜が1位、藤井快が3位となった。

年間3位に入賞した是永敬一郎

最終戦クラニ リザルト

男子

1ヤコブ・シューベルト(AUT)
2アレックス・メゴス(GER)
3ドミトリ・ファキリアノフ(RUS)
――
10是永敬一郎
13波田悠貴
16緒方良行
17藤井 快
23楢崎明智
25楢崎智亜
26野村真一郎
30樋口純裕

女子

1ヤーニャ・ガーンブレッ卜(SLO)
2キム・ジャイン(KOR)
3モリー・トンプソン・スミス(GBR)
――
9野口啓代
12小武芽生
13大田理裟
17野中生萌
21義村 萌

年間ランキング

男子

1ロマン・デグランジュ(FRA)477
2ステファノ・ギゾルフィ(ITA)413
3是永敬一郎 373

女子

1ヤーニャ・ガーンブレッ卜(SLO)665
2キム・ジャイン(KOR)525
3アナク・ヴェルホーヴェン(BEL)444

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