ボルダリングワールドカップ開幕戦で野中生萌が優勝

文=北山 真 写真=@elevenmanagementinc

4月13日、14日、スイス・マイリンゲンでボルダリングワールドカップ2018が開幕、日本からは大量女子9名、男子12名が参加した。

女子はやはり野口啓代、野中生萌のツートップが強く、どちらも予選を2位で通過(別グループ)。注目の伊藤ふたばはグループ2で14位と予選落ち。厳しいワールドカップデビューとなった。セミファイナルでは野口が安定の4課題中3課題一撃で1位に。野中は4位。ファイナルでは野口、野中、ヤーニャ・ガーンブレッ卜の3名が全完登。野中が3課題を1撃+1課題を2撃という好成績で優勝した。

決勝の野中生萌

男子予選では藤脇祐二がグループ2でただひとり全完登で1位。セミファイナルも2完登と健闘するが、残念ながらトライ数で9位となった。ファイナルに残ったのは楢崎智亜と高田知尭。ファイナルでは楢崎が少ないトライで2完登し2位に入賞した。高田は自己ベストの5位。クリス・シャーマ初登のマヨルカ島・アスプンタス(DWS
5.15a)の第2登で知られる、スロベニアのイェルネイ・クルーダーが初優勝した。

リザルト

女子

1 野中生萌
2 ヤーニャ・ガーンブレッ卜(SLO)
3 野口啓代
4 サンドラ・レトナー(AUT)
5 ファニー・ジベール(FRA)
6 ショウナ・コクシー(GBR)

男子

1 イェルネイ・クルーダー(SLO)
2 楢崎智亜
3 アレクセイ・ルブツォフ(RUS)
4 ヤコブ・シューベルト(AUT)
5 高田知尭
6 チョン・ジョンウォン(KOR)
7 マニュエル・コルヌ(FRA)

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