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ボルダリングWC第2戦で楢崎智亜が優勝
2018年4月23日
文=北山 真 写真=JMSCA
4月21日、22日、モスクワで行われたボルダリングワールドカップ第2戦で、楢崎智亜が優勝した。
セミファイナルを3位で通過した楢崎はファイナルで、前回の優勝者スロベニアのイェルネイ・クルーダー、同グレゴール・ヴェゾニック、韓国のチョン・ジョンウォンがそれぞれひとつの課題でつまづく状況の中、ただ一人4課題を全完登。文句なしの成績で優勝した。
女子はセミファイナルでスロベニアのヤーニャ・ガーンブレッツがただ一人全完登。ファイナルでは野中生萌とまったくの同成績(4T4z 7 5で課題ごとのトライ数も同じ)という珍しいケースとなったが、セミファイナルへのカウントバックでガーンブレッツが優勝した。野口啓代がスイスのペトラ・クリンガーを僅差で制し3位に入賞。女子はショウナ・コクシーの不調もあり、野中、野口、ガーンブレッツの三つ巴の様相を呈してきた今シーズンといえよう。
同時に行われたスピード競技には日本人も数名が参加。緒方良行が7秒台という好成績を出したが順位は43位だった。
リザルト
男子
1 楢崎智亜
2 イェルネイ・クルーダー(SLO)
3 グレゴール・ヴェゾニック(SLO)
4 チョン・ジョンウォン(KOR)
5 アレクセイ・ルブツォフ(RUS)
6 ガブリエル・モロニ(ITA)
――
8 渡部桂太
9 高田知尭
10 杉本 怜
14 原田 海
17 藤井 快
19 石松大晟
21 村井隆一
女子
1ヤーニャ・ガーンブレッツ(SLO)
2 野中生萌
3 野口啓代
4 ペトラ・クリンガー(SUI)
5ファニー・ジベール(FRA)
6 ショウナ・コクシー(GBR)
――
8 伊藤ふたば
13 菊地咲希
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