リードワールドカップ第5戦エジンバラ

文=北山 真 写真=小澤信太

9月23日、24日、イギリス・エジンバラでリードワールドカップ第5戦が開催され、日本からは男子6名、女子1名が参加した。

女子セミファイナルでは、今シーズンの特徴ともいえる、中間部の核心2か所に多くの選手がつまづき、最初の核心で12名、続く第2の核心で7名がフォール。上部に達したのはたったの7名。大田理裟も第2核心までだった。注目の白石阿島は完璧な手順でここをこなし、3位の成績で決勝に進んだ。

男子セミファイナルはほとんどの選手が最上部のルーフまで達し、この厳しい7,8手の中で勝負となった。是永敬一郎もこの中に入ったが、惜しくもあと一手(半手)で決勝進出を逃した。

女子ファイナルは3手中に6名がひしめく接戦となったが、ヤーニャ・ガーンブレッ卜とジェシカ・ピルツが同高度で最高到達点をマーク、カウントバックでヤーニャが今季4勝目を手にした。白石阿島は1手差で4位となった。

男子ファイナルではベテラン、ロマン・デグランジュが2位(これまた同高度に4名)を大きく引き離し、今季3勝目をあげた。

リザルト

男子

1 ロマン・デグランジュ(FRA)
2 ステファノ・ギゾルフィ(ITA)
3 ヤコブ・シューベルト(AUT)
――――――――――――――
10 是永敬一郎
15 野村真一郎
21 樋口純裕
29 沼尻拓磨
32 島谷尚季
33 武者知希

女子

1 ヤーニャ・ガーンブレッ卜(SLO)
2 ジェシカ・ピルツ(AUT)
3 キム・ジャイン(KOR)
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11 大田理裟

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