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谷井菜月が全ルート完登で優勝 日本ユース選手権リード競技印西大会2018
26日、日本ユース選手権リード印西大会2018決勝が千葉県印西市・松山下公園総合体育館で開催された。予選も含めて3日間に渡って開催され、男女合わせて約260名の選手が参加した。※先月日本選手権を制したユースB森秋彩は体調不良により欠場。
今大会、圧巻の登りをみせたのが予選2ルートを完登し、決勝も唯一の完登を果たしたユースBの谷井菜月だ。女子のルートは高度19付近で多くの選手が苦戦するなか、谷井は順調に高度を上げていき、みごとトップホールドをその手におさめた。
試合後のコメントでは「予選よりも難しかったです。予選も完登していたので、決勝も完登したいと思っていました。絶対にトップをとるぞ、という気持ちで頑張りました。次は世界ユースで優勝したいと思います。」と世界ユースに向けての意気込みを語った。
決勝で唯一の完登を果たした谷井菜月
ユースB男子は抜井亮瑛が2位の前田、3位の村下を僅差で上回り、昨年に続いての2連覇を達成した。
ユースB 抜井亮瑛
ユースA女子は予選を1位通過した伊藤ふたばが27+の高度を記録し、優勝。ボルダリングで多くの実績を誇る伊藤だが、リードでもその実力をみせつけた。
男子は伊藤寛太郎が2位の伊藤一真を僅差で上回り、ユース選手権初の優勝を手にした。
今大会はユースAのカテゴリとなった伊藤ふたば
ジュニア男子は怪我からの復帰戦となった楢崎明智が優勝。土肥、今泉が高度28+で苦戦を強いられるなか、最後に登場した楢崎が気迫の登りで32+まで到達、会場を沸かせた。
試合後のコメントでは「素直にほっとしました。最後のユースだったので、良い登りをしたいと思っていました。ユースの代表に選ばれたら、アジアユースで優勝、ワールドユースもすべて1位を取りにいきたい。」と次の目標を語った。
決勝の楢崎明智
ジュニア女子は予選を1位通過した高田こころが初の優勝を飾った。
決勝の高田こころ
午前中に行なわれたユースCでは、小俣史温、小池はなが優勝を果たした。
リザルト
男子ジュニア
1 楢崎 明智 / 32+
2 土肥 圭太 / 28+
3 今泉 結太 / 28+
女子ジュニア
1 高田 こころ / 26+
2 森脇 ほの佳 / 21+
3 戸田 萌希 / 19+
男子ユースA
1 伊藤 寛太朗 / 23+
2 伊勢 一真 / 22+
3 西田 秀聖 / 21.5+
女子ユースA
1 伊藤 ふたば / 27+
2 小島 果琳 / 24
3 栗田 湖有 / 19+
男子ユースB
1 抜井 亮瑛 / 23+
2 前田 健太郎 / 22+
3 村下 善乙 / 21+
女子ユースB
1 谷井 菜月 / TOP
2 美谷島 ももか / 27+
3 工藤 花 / 21+
男子ユースC
1 小俣 史温 / 39
2 谷井 和季 / 39
3 日高 清志郎 / 29+
女子ユースC
1 小池 はな / 26
2 森 奈央 / 19
3 小倉 紗奈 / 19