快適かつ高性能なスクワマ・シリーズの最新モデル スクワマライトを徹底チェック

提供=日本用品 ラ・スポルティバ ディビジョン

トップクライマー御用達のイメージが強いスクワマに新しいモデル「スクワマライト」が加わった。その名が示す通り、ライトユーザーや初中級者が履いても持て余すことのない設計で価格も手に取りやすい。今回は約1カ月にわたって使用して、その実力をチェックした。

スクワマとは異なるラストを採用 快適な履き心地に

インドアクライミングにおいて「シューズはタイトで痛いもの」という考えは古く、近年は高性能でありながらも履き心地のいいシューズが増えている。スクワマも性能と履き心地のバランスが取れているが、それでもダウントウやターンインはしているので、レンタルシューズやエントリーモデルを履いてきたユーザーが足を入れたら、さすがに“きつい”と感じるはずだ。その点、スクワマライト(以下、ライト)は非常に素直で履き心地がいい。それもそのはず、じつはこれまでのスクワマとは違うラスト(シューズを作る際に使用される足型)が採用されている。普段履いているスクワマと比較してみたところ、ワイズ(指の付け根の幅)は抑え気味で先端にかけてのカーブが少し緩やかだ。また、スクワマがダウントウでかき込み性能を出しているのに対し、ライトは比較的フラットで指の収まりがよくつま先の自由度が高い。

アウトソールはオリジナルラバー

ライトには自社開発のFriXion®Black4mmを採用している。スクワマのアウトソールより0.5㎜厚く、0.3㎜厚いミッドソールと併せることで足裏をサポート。足で立つ力がない初中級者でも疲れにくい設計になっているようだ。それでもスクワマと比較して柔らかく感じるのは、ソールに大きく切れ込んだⅤ字スレッド。そして、スクワマよりも面積が狭いトウラバーの影響かと思われる。ハリボテでのスメアリングなど、いわゆる“面”を重視した素材と設計なのかと思っていたが、登ってみるとカチッとした印象でエッジングもできる。オールラウンドなタイプで、シューズに求めるものがはっきり決まっていない中級者にうってつけの仕上がりといえる。

ヒールは柔軟性が高い“ちょんまげ”に

スクワマ・シリーズの特徴ともいえる「S-heel」ではなく、いわゆる“ちょんまげ”ヒールに。ヒールカップタイプに比べると踵の形に影響しないので、多少、隙間があっても潰すようにヒールを掛けられる。また、ソフトな履き心地でありながら、スリングショットがしっかり踵を固定。さすが長年にわたって調整と改良を重ねてきたラ・スポルティバのヒールといったところで、筆者の好みで言ったら他のスクワマもすべてこちらの形状にしてほしいくらいだ。

アッパーには軽量なマイクロファイバーを使用

高品質の本革はラ・スポルティバの代名詞でもあるが、ライトには人工皮革(マイクロファイバー)を使用している。心なしか他のスクワマよりも軽量で、足への当たりもソフトだ。また、ジムで長時間履き続けると気になってくる汚れやにおいも水洗いで解決できる。長時間履き続けられるということは、それだけ蒸れも気になるからこれはありがたい。オフィシャルサイトにも「30℃で洗濯機洗い可能」と明記されており、これなら心置きなく洗える。

テスター

佐川史佳(さがわ・ふみよし)
オリンピック東京大会スポーツクライミング競技ルートセットスーパーバイザー。
選手引退後、雑誌『ROCK&SNOW』編集者を経て、現在はボルダリングサイトビースリー春日部のオーナー兼インストラクターとして初心者から選手まで指導に努める。

製品情報

製品名:SKWAMA LITE(スクワマライト)
ブランド:La Sportiva(ラ・スポルティバ)
カラー:Black/Yellow
LA SPORTIVAホームページ:https://lasportiva.jp/
スクワマライト商品ページ:https://lasportiva.jp/product.html

同一カテゴリの最新ニュース