ボルダリングに挑戦しよう! VOL.3 覚えておきたい基本のルール
クライミングは老若男女が楽しめる人気スポーツ。 道具をレンタルできるクライミングの屋内施設で、 ボルダリングの基本から登り方まで初挑戦! 今回のテーマは「覚えておきたい基本のルール」。いろいろな人と壁を共有して安全に楽しむために、 多くのボルダリングジムに共通するルールやマナーを知っておこう。
吉澤英晃=文・構成 宇佐美博之=写真
設定されているルートを登る
基本、クライミングはスタートとゴール、そしてゴールするまでに使っていいホールドが決められている。指定のホールドを持って両足をマットから離したらスタートで、ゴールのホールドを両手で掴んだらそのルート(課題とも)を完登したことになる。
難しければ足は自由でもOK
足も指定されたホールドを使って登るのが基本だが、難しく感じるようなら どこに足を置いてもOK。慣れてきたら改めて指示どおりのホールドに足を乗せて登ってみよう。
同じ壁を同時に登らない
クライマー同士の衝突を避けるために、同じ壁を同時に登るのは厳禁だ。人が登っている壁は危険なので、むやみに近づかないように気をつけよう。また、同じ壁を何度も連 続で登り続けるのもマナー違反。特に混んでいる場合は注意して、互いに譲り合ってボルダリングを楽しもう。
基本は高い位置から飛び降りない
ルートを登り終えたら、簡単なホールドを利用してなるべく低い位置まで戻り、飛び降りる距離を短くしよう。下に柔らかいマットが敷いてあっても、いちばん高い位置から飛び降りると着地したタイミングで足首や手首をひねる危険があるので要注意。
着地したら後ろに転がるイメージ
壁を背にして降りるのは危険
*当記事は、スポーツクライミングの観戦や始め方などが詳しく紹介されているクライミングビギナー向けムック「2024パリ五輪スポーツクライミング観戦ガイド #CLIMBING」の内容を一部編集・再掲載しています。
ムックの購入はコチラ