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第2回小学生リードクライミング競技会 「みなとオアシス 岸和田CANCANカップ2019」

2019年10月16日

文と写真=東 秀磯

2019年10月13・14日、全国の小学生クライマーのリード競技会である「岸和田CANCANカップ」の2回目が開催された。北海道から九州まで広範囲の選手がエントリーしたが、台風19号のため欠席になった児童も数名いたようである。大会内容は以下の通りであった。

カテゴリー
ユースA:小学校5・6年生
ユースB:小学校3・4年生
ユースC:小学校1・2年生

競技内容
予選2ルートをフラッシングで登り、上位者による決勝戦はオンサイトになる。なおユースCのみトップロープ方式を採用した。

日程
13日:ユースA・B・Cの予選、ユースCの決勝
14日:ユースA・Bの決勝

小学生大会では年齢によって競技能力差が大きく出るが、昨年度の優勝者を含む上位者は卒業していたので、優勝候補が不明であった。また参考になるクライミング能力はJOCのユースC(小学校6年、中学校1年)の競技しかなく、ルートセッターは決勝戦での設定グレードに困惑したようである。しかしルートセッターをはじめ、ウォールの質・ハリボテの数量・大会会場のロケーションなどは大人の全国大会と遜色ないものがあり、今後も小学生クライマーの目標となる大会になっていくことは想像に難くない。

ユースB(3・4年)の決勝は男女同ルートで行なわれた。グレードは5.12cで、全46手であった。

ユースB女子では横道花凛(大阪・4年生)が39手+まで進み、予選と同じ順位の1位を勝ち得た。2位は半手差の39手まで登った栖川愛生(大阪・4年生)、3位は38手+の秋山明日葉(奈良・3年生)であった。

ユースB男子は小山楚嵐(三重・4年生)がただ一人完登をきめて優勝した。2位は46手までいった石田奏(埼玉・3年生)、3位は40手+の宮川幸大(静岡・4年生)であった。上位3名は予選順位のとおりであり、ほぼ現在の実力順であろう。

ユースA(5・6年)の決勝コースも男女同じルートであり、ウォールの右サイドに設定された。平均前傾30°で途中に3mのルーフ帯をもつルートである。全43手、グレードは5.13aであった。

女子ユースAは望月萌叶(神奈川)と小田菜摘(大阪)の2名が完登したが、クライミングタイム差で望月が優勝した。3位は関川愛音(青森)で37手+まで進んだ。1~3位は全員6年生である。


女子ユースA表彰台

男子ユースAでは波多野英傳(千葉・5年生)、竹柴勇吹(東京・5年生)、石原凛空(東京・6年生)ら3名が完登したが、クライミングタイムによる判定で、1位:波多野、2位:竹柴、3位:石原となった。


男子ユースA表彰台

小学生では骨格筋が未発達で最大筋力が出ない。反対にパンプしないため、そのルート中の強度をこなすボルダー力があれば、どこまでも登っていくことができるようである。ただし登りがゆっくりであり、「登れないが、落ちない」状態が続くため、タイムアウトする選手が多く見受けられた。

なお総合優勝は波多野英傳となったが、それは竹柴勇吹とともに小学校5年生が5.13aをオンサイトする時代が訪れたことを告げている。

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