ベルギーペア、スイス・シュタルデンフリエのFLY 8c 550mを再登

最終ピッチのシーベ、15mのテクニカルな8b/+

文=北山 真 写真=Julia Cassou

2021年6月14日、シーベ・ファンヘーエとセバスチャン・ベルテのベルギーペアが、スイス・ラウターブルネンタールのシュタルデンフリエの岩壁で、FLY(8c 550m 20ピッチ)をグラウンドアップでそれぞれ第3登、第4登した。ポータレッジを使用し3日を要している。

FLYはロジャー・シャリによって2004~2008年に設定され、2014年にアレックス・メゴスがオールフリーで登ったライン。2019年にセドリック・ラシャがワンデイで第2登している。

各ピッチのグレードは以下。
P1=7b+ P2=6b P3=7c P4=6c P5=7c P6=7c+ P7=7b+ P8=7c P9=5 P10=6c+ P11=7a+ P12=7c P13=2 P14=7b P15=6c P16=6c P17=8b P18=7b+ P19=8b+/c P20=8b/+


オリジナル8cの18ピッチ目を登るシーベ


地上400mのポータレッジでヨガエクサイズを行う二人

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