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ジムの看板スタッフにインタビュー③「Urban Base Camp新宿」
高橋達夫=文
人気ジムの看板スタッフをご紹介する連載。今回はUrban Base Camp新宿(東京都)の山内誠さんです。ボルダリングジャパンカップ優勝経験もある山内さん。まだ入りたてですが、クライミング歴も他ジムでのスタッフ歴も長く、頼りになる存在です。
Q クライミングを始めたきっかけは?
A 家族で買い物に出かけていた際に偶然クライミングジムを見かけ、帰りに寄ってみたのがきっかけです。
Q ボルダリングジャパンカップで優勝されてるんですよね?
A はい、ですが、
Q このジムで働きはじめたきっかけは?
A APEXクライミングジムが閉店し、リニューアルオープンとして開店したUrban Base Camp新宿ですが、オーナーである平山ユージ氏のご厚意によりAPEX時代のスタッフをまとめて引き受けていただけることとなりました。
施設のHP用の撮影に協力していただいた方々と記念撮影!
Q 愛用しているクライミングシューズ、ウェアを教えて下さい
A シューズ及びウェアは基本的にスポルティバのものを使っています。
おすすめのシューズは「スクワマ」
主に岩に行くときのセット。
Q クライミングが上手くなるためのアドバイスをお願いします
A 登っているだけでも次第に上手くなってはいきますが、一番大事なことは自分がどのようにして登っているかを考えることだと思います。
なにをどう動かしてどう登っているのか、それがわかるようになってくればオブザベ能力も上がりますし、安定した登りができるようになると思います。
そのためにも、まずは動画を録って自分の登りを客観的に見ることから始めるといいのではないでしょうか。
瑞牆のDecided(V14)。岩を見上げる山内さん
Q クライミング界に望むことは?
A オリンピックの開催に伴い、ますますクライミングの一般的な認知度が上がったことかと思います。
これは日本のクライミング界のことになってしまいますが、僕が始めた当時とは比べ物にならないほど認知されているにも関わらず、選手のごく一部しかクライミングで食べていくことができていません。
また、大会に出ている選手はもちろんのこと、外岩をメインに活動している人達には厳しい世の中だと思います。海外ではまた違うとは思いますが、個人的にはもう少しクライマー達が活動しやすい環境になったらいいなと思います。
恵那の浮世(V14)を登った時
Q ジムの感染症対策など教えて下さい。
登るとき以外、常時マスクの着用はもちろんのこと、ご来店時の体温測定・アルコール消毒を徹底しています。また、人数制限70名を設けることにより、必要なソーシャルディスタンスを確保しています。
お客様にはご不便をおかけしておりますが、蓋つきのお飲み物以外、店内でのお食事はご遠慮いただいております。
Q ジムのおすすめポイント、裏話などありましたらお願いします。
A 最大のアピールポイントは名前にもある通り、都会でアクセスも良いところではないでしょうか。すごく広いというわけではありませんが、充分な大きさと壁面積があると思います。
高グレードはもちろんですが、低グレードから考えさせられる課題が多く、気を抜くと強い方でも落ちるのがひとつの魅力だと思います。
また、登れる強いスタッフが多いためアドバイスも的確です。もしなにか登れない・できないものがあればスタッフまでお声がけください!
お客様にレンタルシューズご案内中
山内さん、ありがとうございました! 次回は「モノリスボルダリングジム」の長谷川さんにお話を伺います。
Urban Base Camp新宿
フリークライマーの平山ユージ氏がプロデュースしているクライミングジム「Base Camp」の新宿にある店舗で、9月5日に新装オープン。西武新宿駅と新宿駅の両方から徒歩5分以内でアクセスできる、都市型のボルダリングジムとなる。時間別や女性にお得なプランなど、料金が細かく設定されており、仕事前や休憩時間などの隙間時間にも利用しやすい。
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▶︎「Urban Base Camp新宿」公式ウェブサイト