リードWC第2戦ヴィラ―ルで本間大晴が優勝!


男子表彰台

文=北山 真 写真=IFSC

リードワールドカップ第2戦が2022年7月1日、2日、スイス・ヴィラ―ルで開催され、本間大晴(22)が初優勝、リードジャパンカップの覇者が実力を見せた。

男子予選では百合草藍皇が1位、本間は5位だった。準決勝ではアメリカ勢がワンツー。吉田智音が3位、緒方良行5位、百合草6位、本間7位。

決勝。2番手で登場した本間は完璧にコントロールされた登りで最上部に達し、黄色い円盤が連続するパートを通過する。吉田、緒方は上部でフォール。百合草は中間部の連続するクリンプをつかみ損ねる。アメリカ勢2名も最上部には達するものの本間には及ばなかった。


初優勝を決めた本間

女子は、日本人で決勝に進んだのは谷井菜月と中川瑠の2名のみ。中間部の大きな横ランジで2名ともフォールしてしまった。谷井は身長152㎝なのでしかたないとしても、長身の中川までがここで落ちてしまったのはいただけない。さらにダイナミックムーブに弱い韓国のソ・チェヒョンもここで脱落した。

もはやリードにおいてヤーニャ・ガーンブレットの実力は他選手のワンランクもツーランクも上を行っていると言わざるを得ないだろう。2位のブルック・ラブトゥから10手以上を登り、最後をダブルダイノで締めくくり完登した。


決勝で完登するヤーニャ

男子

1 本間大晴 JPN 36+
2 ジェシー・グラッパー USA 34+
3 コリン・ダフィー USA 34
4 ヤニック・フロヘー GER 33
5 吉田智音 JPN 27+
6 緒方良行 JPN 26+
7 メジディ・シャルク FRA 19+
8 百合草藍皇 JPN 18+
     
17 藤井 快    
20 樋口純裕    

女子

1 ヤーニャ・
ガーンブレット
SLO TOP
2 ブルック・ラブトゥ USA 37+
3 ナタリア・グロスマン USA 35+
4 ラウラ・ロゴラ ITA 31+
5 マノン・イリー FRA 28+
6 ソ・チェヒョン KOR 17+
7 中川 瑠 JPN 17+
8 谷井菜月 JPN 17+
     
10 小武芽生    
23 柿崎美羽    
24 大田理裟    
29 伊藤ふたば    
50 阿部桃子    

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