リードWC第3戦シャモニーで本間大晴が銀メダル


会場全景

文=北山 真 写真=IFSC

2022年7月9日、10日、リードワールドカップ第3戦がフランス・シャモニーで開催された。

全体に完登が多い大会となった。予選では女子の両ルート完登が5名、男子に至っては11名という異例の結果となった。

準決勝でも女子はヤーニャ・ガーンブレット、ナタリア・グロスマン、谷井菜月、ラウラ・ロゴラの4名が、男子はアダム・オンドラ、ショーン・ベイリー、ルーカ・ポトーチャル、吉田智音の4名が完登した。

女子決勝でもヤーニャ、ラウラ、ソ・チェヒョン、ジェシカ・ピルツの4名が完登、カウントバックでヤーニャが優勝した。谷井は惜しくも最終ホールドタッチで5位となった。

男子決勝では本間大晴が、前大会を彷彿させる安定した登りで最終ホールドに迫る。吉田は下部で手順に失敗、まさかの最下位となってしまった。最後に登場したアダムも、本間と同じ最終ホールドタッチであったがカウントバックで優勝、本間が2位となった。


決勝の本間大晴


男子表彰台

女子

1 ヤーニャ・
ガーンブレット
SLO TOP
2 ラウラ・ロゴラ ITA TOP
3 ソ・チェヒョン KOR TOP
4 ジェシカ・ピルツ AUT TOP
5 谷井菜月 JPN 45+
6 ナタリア・
グロスマン
USA 43+
7 ブルック・ラブトウ USA 43+
8 ミア・クランプル SLO 37
     
11 大田理裟    
18 伊藤ふたば    
20 柿崎未羽    
21 小武芽生    
23 中川 瑠    
52 阿部桃子    

男子

1 アダム・オンドラ CZE 39+
2 本間大晴 JPN 39+
3 ショーン・ベイリー USA 29+
4 ルーカ・ポトーチャル SLO 29+
5 ヤニック・フロヘー GER 29+
6 サム・アヴェズー FRA 25+
7 ハミッシュ・
マッカーサー
GBR 36+
8 サシャ・レーマン SUI 36+
9 吉田智音 JPN 12
     
17 樋口純裕    
19 藤井 快    
28 百合草藍皇    
33 緒方良行    

関連リンク

同一カテゴリの最新ニュース