ヘイゼル・フィンドレイ、Magic Line 5.14c Rを第3登

文=北山 真

2019年11月26日、英国のヘイゼル・フィンドレイが、ヨセミテ・バーナルフォールのMagic Line を6週間のトライの末、完登した。

ルートは35mにわたるシンクラックで、指の入らないパートも多い。ヨセミテレジェンドのひとり、ロン・カウクが1996年に初登し(ピンクポイント) 5.14bを与えた。息子であるロニー・カウクが2016年12月30日にレッドポイントし5.14cにアップグレードされたもの。フィンドレイは英国グレードでE10、下部のボルダーパートは彼女がこれまでに体験したどのボルダープロブレムより難しいとコメントしている。

同じヨセミテにあり同グレードであり、さらに形状も同じくシンクラックであるベス・ロッデン初登のMeltdownと、どちらが難しいのかが気になるところである。両ルートを登ったクライマーはまだいない。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Hazel Findlay(@hazel_findlay)がシェアした投稿

関連リンク

同一カテゴリの最新ニュース