村井隆一、小川山のメランジ 5.14c/dに成功

村井隆一が8月29日、小川山のメランジ(5.14c/d)に成功した。ホールド欠損後では小澤信太、是永敬一郎に続く第3登。通算では第6登。ワンデイ、3トライ目での完登はもちろん最速。

同日村井はスペシャリスト(5.13d)のオンサイトにも成功している。これは2013年、安間佐千による鳳来のガンジャ・エクステンション(5.14a)に続く、国内の岩場での高グレード・オンサイト2番目の記録と思われる。ちなみに3番目は2004年、平山ユージによる、備中の棲龍門(5.13c/d)であった。

「ボルダーっぽいルートではあるものの、地味に岩のリードは初めてで、普段しないクリップの動作に苦しめられました。それでもレストポイントやクリップポイントを頭の中で何度も修正していき、3回目の集中したトライでなんとか完登できました! 横にあるスペシャリストをオンサイトできたのも、かなり嬉しい! 徐々に手数の多いロングルートにも対応できるようトレーニングしていきます 」

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