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石渡健が完登「遠い星」5.14b/c

故・吉田和正の青巖峡プロジェクト
石渡健が完登「遠い星」5.14b/c

2019年5月12日

文=石渡 健

5月9日、赤岩青巖峡のプロジェクト(仮称ジングルベル右)を百万遍のトライをもって完登した。力なき故、1年を要した。この課題は、亡き吉田和正氏がトライしていたもの。傾斜約150度の前傾壁に実質13〜14手と、とても短く、全てのホールドが悪く感じた。

吉田さんの喪が明けたと勝手に感じたちょうど今から一年前に初めてトライし、昨年夏に2テンション、 9月に1テンションになってから、苦悩の日々が始まる事になった。1テンションになった事を吉田さんの友人の小檜山茂氏(秀岳荘旭川店元店長)に伝えると、何とかするように。と指令が入り、何とかすることにした。

しかし、そこから進展が無いまま雪の降る11月に入り、ビレーヤーの確保が難しくなってしまったが諦めきれず、冬の遊びは全て停止し、ひと冬青巖峡通いを決意。12月には、遂に禁じ手と思っていた産後の妻を動員し、雪の青巖峡通いを始めてしまった。

冬の青巖峡はとても寒い。ルートの抜け口には太いツララが垂れ下がり、ぶら下げたヌンチャクのカラビナは冷え切り、素手で触るには躊躇した。今期は雪が少なく、除雪の必要がしばらくは無かったが、2月になると積雪も腰丈に増え、駐車スペースの除雪に時間を要し、ただただ腰を痛めた。除雪のみで時間切れになり、トライできずに帰る日もあった。3月になると降雪も減り、幾分か体は楽な状態でトライできるようになったが登れず、頭を抱えた。私には無理な課題なのではと悩んだが、4月には細かな進歩も見られ、全ての条件が整った5月9日、ようやく完登した。

グレードは自信がないが5.14b/cとしておく。ルート名は「遠い星」(小檜山氏が命名)。吉田さんのブログ、最後の投稿の題名である。

>> グレード比較表


写真=吉田 貢

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