ボルダリングジャパンカップ2015全課題解説(7)

kadai_title59kadai_title60

men05_s1 men05_s2

写真①:男子第一課題はスラブ
写真②:男子第一課題 中間部


スラブにしては比較的ハンドホールドは掛かりがよかった。しかし、スタートの足はツルツルで存在意義を感じ得ないホールドだった。繊細に登るよりもゴリ押す「パワスラ」登りのほうがこの課題にはマッチしていたようだ。足を信じると裏切られ、保持で進めば救われる課題。

 

kadai_title61kadai_title62

men05_s1

写真:男子第二課題


結果から見ると今大会の最難課題だったのだろう。ダイナミックかつホールドへの繊細なアプローチを強いられる内容だった。ボーナスホールドへのムーブは距離があり非常に厳しかっただろう。ボーナスホールドは向きが悪く、保持しにくくなっていた。会場の熱気がコンディションに影響したのかもしれない。

>>岩場のスキルが活きた、男子第三課題へ