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そもそも、ボルダリングってなに?


「私、ロープを使ったボルダリングをしたいんですけど……」これは実際に筆者がうけた相談です。

この発言がとんでもない勘違いをしていることに気づける人は、ボルダリングを正しく理解しています。また、ロープを使ったボルダリングだってあるじゃん!と言うあなたは、ちょっとクライミングに詳しい人ですが、今回はそこまで深い話はしません。

 

まずは語源について考えてみましょう!

ボルダリングは英語で”bouldering”と書きます。つまり、boulder(ボルダー)を登る行為を示します。「boulder」を辞書で調べると「巨岩」とありますが、これでは規模がわかりませんよね。なので、だいたい高さ3~5mほどの岩と思ってください。ですから、少し乱暴な言い方ですが、下の写真のような高さ3~5mの岩(※1)を登る行為がボルダリングだと思ってもらって構いません。

先ほどの勘違い発言のポイントは「ロープを使った」と、いうところです。一部の〝ボルダリング〟を除いて、高さ6m以上もある岩を登る場合はロープを使いますし、それ以下では使いません(例外はたくさんありますが)。

では、高さのある岩をロープをつけて登る行為をなんというか、これはルートクライミングです。

下の図を見てください。


ボルダリングもルートクライミングも起源は「ロッククライミング」(※2)です。

 

ロッククライミングのなかで、自分の手足にだけ頼って登るのが「フリークライミング」。さまざまな道具を積極的に使用し、ときにはクライミング専用のハシゴ(アブミ)などを使用して前進するのが「エイドクライミング」。

フリークライミングで、巨岩を登るのが「ボルダリング」で、高い壁を登るのが「ルートクライミング」です。ボルダリングやルートクライミングは、フリークライミングのひとつのカテゴリですので、道具に体重をかけて登ってはいけません。ルートクライミングでは落ちたときに地面まで落ちることを防ぐためロープを使用しますが、ぶら下がった瞬間「フリークライミング」は失敗したことになります(一度落ちてロープに体重をかけた後で、そのルートを登りきったらエイドクライミングしたことになります)。

どうでしょう? 理解はできましたか?

要するに――

「ボルダリング」とは、ロープを使わずに登って落ちても致命傷にならない程度の高さの岩(※3)をフリークライミングするロッククライミングです。

歴史的背景や理念、スタイルの話など、もっと書きたいことはありますが、まずはこの程度でとどめておきます。

ちなみに、最近は「ボルダリングシューズ」なる言葉が流布しており、筆者のように長くクライミングしている者には抵抗があります。今のところ、ボルダリングだけを狙ったシューズというものはありませんし、特殊なモデルを除いて、シューズはクライミング全般に使用できるものです。ですので、やはりボルダリングシューズではなく、クライミングシューズと呼ぶのがふさわしいと思います。

まっ、オヤジがうるさいことを言っている、と思われても仕方ない些末な話ではありますが。

※1:実際には高さ2mに満たないものや、10mを超えるような岩もボルダリングの対象になっています。
※2:ここではクライミングジムなどの人工壁も含めて「ロッククライミング」とします。
※3:まれに落ちたら致命傷になるであろうサイズの岩(=ハイボルダー)をボルダリングすることもあります。

文・写真=佐川史佳

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