ボルダリングワールドカップ第4戦、緒方良行が優勝、野中生萌が2位

文=北山 真 写真=IFSC

2022年5月28、29日、ボルダリングワールドカップ第4戦が先週に続き、アメリカ・ソルトレイクシティで開催された。

女子決勝は全体に完登が多く、3課題終了時点で全完登が4名。アテンプト数勝負になるかと思われたが、ナタリア・グロスマンが1撃した最終第4課題を他の誰も登ることができず、きっちりと勝負がついた。

3完登した3人、野中生萌、ブルック・ラブトゥ、伊藤ふたばの中で、野中が最もアテンプトが少なく2位に入賞した。

決勝第2課題の野中生萌

男子決勝もやはり完登が多く最後まで目が離せない展開となった。最終的に緒方良行とアンジェ・ペハルツの成績はまったく同じ。カウントバックとなり準決勝2位だった緒方が、3位だったアンジェを制し優勝となった。

今シーズン2位、3位、2位、1位と安定した成績をおさめている緒方、昨年に続き2度目の年間チャンピオンが見えてきた。

決勝最終課題の緒方良行

女子

1 ナタリア・グロスマン USA 4t4z 10 4
2 野中生萌 JPN 3t4z 5 5
3 ブルック・ラブトゥ USA 3t4z 6 4
4 伊藤ふたば JPN 3t4z 9 9
5 ソ・チェヒョン KOR 2t4z 2 8
6 アヤラ・ケレム ISR 2t4z 3 8 
     
10 倉菜々子    
21 松藤藍夢    
23 青柳未愛    
41 小池はな    

 

男子

1 緒方良行 JPN 4t4z 5 5
2 アンジェ・ペハルツ SLO 4t4z 5 5
3 藤井 快 JPN 4t4z 9 8 
4 チョン・
ジョンウォン
KOR 3t4z 4 5
5 川又玲瑛 JPN 3t3z 7 6
6 ロス・フルカーソン USA 2t2z 4 3
     
18 高田知尭    
19 土肥圭太    
20 井上祐二    
21 山口賢人    
31 吉田智音    

 

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