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世界ユース選手権終了、最終日に百合草碧皇が金メダル
2019年9月1日
文=北山 真 写真=IFSC/ Sytse Van Slooten
8月31日、イタリア・アルコで行われていたクライミング世界ユース選手権が終了した。この日男子ユースAボルダーで、みごと百合草 碧皇(ゆりくさ あお)が優勝した。
男子ユースAボルダーで優勝した百合草 碧皇
百合草は予選グループ2位、セミファイナル4位であったが、ファイナルで大ブレイク、2完登1名、1完登4名という厳しい内容のなかただ一人4完登し、文句なしの優勝を決めた。予選グループ1位、セミファイナル1位と好調の川又玲瑛は、ファイナルでは1完登で5位となってしまった。
女子ユースAは大健闘ながら惜しい結果となった。菊地咲希は予選グループ1位、セミファイナル1位であったが、ファイナルで3位となった。平野夏海は予選グループ2位、セミファイナル2位、ファイナルではフランスのリュッス・ドゥアディにゾーンアテンプト1という超僅差で優勝をさらわれてしまった。
女子ジュニアはイタリアのラウラ・ロゴラが格の違いを見せ圧勝。日本人は3名とも予選通過できなかった。
男子ユースAボルダー表彰台
女子ユースAボルダー表彰台
男子ユースAボルダー(およそ※16~17歳)
※正確には2002、2003年生まれ。以下同様。
1 百合草 碧皇
2 ハミッシュ・マッカーサー(GBR)
3 高田 創
ーー
5 川又 玲瑛
7 坂本 大河
女子ユースAボルダー(およそ16~17歳)
1 リュッス・ドゥアディ(FRA)
2 平野 夏海
3 菊池 咲希
ーー
5 工藤 花
女子ジュニアボルダー(およそ18~19歳)
1 ラウラ・ロゴラ(ITA)
2 ナタリア・グロスマン(USA)
3 ルシア・デルフェル(GER)
ーー
24 中村 真緒
30 黒岡 水夢
36 樋口 結花
また3種目に出場した選手のみを対象に、コンバインドの表彰も行われた。以下は入賞(3位以内)した日本人選手。
男子ジュニアコンバインド(およそ18~19歳)
1 天笠 颯太
2 田中 修太
男子ユースAコンバインド(およそ16~17歳)
1 百合草 碧皇
2 竹田 創
男子ユースBコンバインド(およそ14~15歳)
1 関口 準太
女子ユースAコンバインド(およそ16~17歳)
1 平野 夏海
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