ボルダリング×プロジェクションマッピング!クライミングウォールを使った新感覚ゲーム

ボルダリング ジム インドア
2017.09.29
協力=公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 文=CLIMBING-net編集部

クライミングウォールとプロジェクションマッピングを融合した「Augmented Climbing Wall」がついに日本に上陸した。フィンランドで開発されたこの技術は、クライミングウォールにプロジェクションマッピングを組み合わせ、深度センサーによってホールドの位置を認識することで、利用者の動きを感知してさまざまなゲームを楽しむことができる。

日本初の導入を決めたのは、総合型スポーツクラブ「コナミスポーツクラブ川越」。通常のボルダリングエリアの一角にプロジェクターが設置されており、壁の一面を使ってゲームをプレイすることが可能となっている。

現在、体験できるゲームは全部で5種類。難易度も初心者向けから上級者向けまであり、クライミング経験を問わず、幅広い年齢層が楽しめるように設計されている。

今回は編集部が実際に体験した5つのゲームを紹介する。

1、「クライミングルート」(ルート指定)

使用できるホールドに映像が投影され、登るルートを教えてくれるモード。ルートが視覚的にはっきりとわかるため、登っているときにホールドを見失うことがなく、特に初心者におすすめのモードといえる。

また、登っているときの動きを記録し、後から見返すことも可能。記録を同時再生することも可能となっていて、他の人と登りを比較することができる。

2、「WHACK-A-BAT」(ボルダリング版モグラたたき)

壁を動き回るコウモリに触れて退治するゲーム。もぐらたたきのようなゲームで、退治した数に応じて得点が加算され、ランキングで記録を競うことができる。壁に取り付いているときは、コウモリの位置を把握するのが難しいため、周囲の人にコウモリの場所を教えてもらいながらプレイすることでより高得点を狙うことができる。

プレイ中はずっと壁に取り付いているため、持久力が鍛えられるゲームになっている。

3、「SPARKS」(イライラ棒)

壁に投影された線に触れないように、ゴール地点を目指すゲーム。イライラ棒に似たゲームで、線に触れてしまうと感電したような人の跡が残り、ゲームオーバーとなる。クリアまでの時間も記録されるため、タイムアタックで競うことも可能。

上級モードでは線が動いて迫ってくるため、慎重さだけでなく素早い移動が必要とされる。

4、「CLIMBALL」(ホッケーゲーム)

エアホッケーやピンボールのように左右の陣地に分かれ、ボールを弾いて相手のゴールに入れるゲーム。触れたホールドが光り、そのホールドにボールが接触すると弾くことができる。対戦中は長時間壁に取り付いているため、ボールが相手のゴールに入る前に体力がなくなってしまうことも。

対戦だけでなく協力プレイもあり、協力プレイでは黄色いボールに当てることで得点が加算される。

5、「ASTROMANIA」(地球を守れ)

中央にある地球に向かって降り注ぐ隕石を撃破するゲーム。手や足で触れることで隕石を撃破することができ、隕石が地球に到達してしまうとゲームオーバーとなる。撃破した数がカウントされていき、ランキングで撃破数を競うことができる。

難易度が上がるにつれて降り注ぐ隕石の数が増え、よりハードな動きが要求される。

施設には天然温泉も併設されているため、運動後は温泉で汗を流すことができるのも魅力のひとつ。新感覚のゲームをぜひ体験してみましょう!

コナミスポーツクラブ川越

営業時間

平日:10:00〜23:30(受付終了22:00)
土曜:10:00〜22:30(受付終了21:00)
日曜・祝日:10:00〜18:30(受付終了17:00)
休館日:毎週火曜日

アクセス

〒350-0809 埼玉県川越市鯨井新田10-1
東武東上線「鶴ヶ島駅」西口徒歩5分
駐車場:有/260台/3時間無料

料金

会員証発行手数料:1080円
フリー利用:1836
90分利用:1296
レンタルシューズ:324
レンタルチョーク:216
子供(一般):1080円 ※レンタル料込み
子供(スクール会員):864円 ※レンタル料込み

公式HPコナミスポーツクラブ川越

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