サラリーマン〝スペイン・カタルーニャ弾丸クライミングツアー〟全9日間の記録 ’15 【3】
出発（日本時間 10月15日 木曜）
10月14日21時頃、羽田空港で3人合流。日付の変わった0時30分、経由地ドーハに向けて出発。
到着初日（現地時間 10月15日 木曜）
バルセロナには、予定通り現地時間14時30分頃に到着。レンタカーの手続きを済ませ、空港を16時30分頃出て、待ち合わせ場所であるバラゲル［Balaguer］にあるスーパーマーケットCarrefourで18時00分頃オーナー夫妻と合流した。
初めに訪れた街 バラゲル セグラ川谷に位置している
「今から岩場に行くよ！ 後についてきて！！」オーナーの最初の一言に僕たちは驚いた。外はまだ明るく、登るのは十分可能ではあるが……。
車を走らせ20分も経たないうちに岩場が見えた。エリアはカマラサのMarcant Estil。駐車場からアプローチは0分。「ハーネスと靴、ブレーキ（ビレイディバイス）だけでいいよ！」と言われ、「登るかもしれない」という疑念が確信に変わった。
正直、気持ちが上がらないまま軽く身体を伸ばしていると、「田中さん、これ登って！ 6a+(5.10c)だから」と促される。岩に取り付くと、移動中に動かせなかった身体がほぐれる感じがとても気持ちよく、また、やはり登ることは楽しく、到着早々に”Fardepatiperres 6a+(5.10c)”25mをオンサイトした。
各自、1本ずつトライし終えた頃には、辺りはすっかり暗くなり、アパートに戻った。Y子氏の手料理とビール、ワインでディナーを満喫した。
カマラサの”Marcant Estil” トランクの底からハーネスを引っ張り出しオブザベ中