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リードWC第4戦ブリアンソンで本間大晴2位、準決勝1位の谷井菜月は5位
男子表彰台
文=北山 真 写真=IFSC
2022年7月22日、23日、フランス・ブリアンソンでリードワールドカップ第4戦が開催された。日本人選手は男子6名、女子6名全員が予選を通過した。
男子準決勝では本間大晴が3位で、緒方良行が8位で決勝に進んだ。
女子準決勝では谷井菜月が、僅差ではあったがあのヤーニャ・ガーンブレットを抑え1位通過。中川瑠も8位で決勝に進んだ。
男子決勝では開幕戦インスブルックで3位、第2戦ヴィラールで2位となったアメリカのジェシー・グラッパーが終了点直下に迫り優勝した。その下のポイントでは本間とアレックス・メゴス、ヤニック・フロヘーのドイツ勢が同高度、カウントバックで本間が2位となった。
優勝したアメリカのジェシー・グラッパー
好調が続く本間大晴
女子決勝ではヤーニャの最終ホールドタッチで会場が盛り上がる中、谷井が登場。もはや百戦錬磨の彼女でもプレッシャーがあったのであろうか。上位陣の数手下でフォールし5位となった。
初優勝が期待された谷井だったが……
気になる年間チャンピオンだが、女子は4連勝のヤーニャでほぼ決定。男子は本間が2990ポイントで1位だが、2位のジェシーが2522、3位のコリン・ダフィーが2390とその差はわずかである。
残るは9月のスロベニア、イギリス、インドネシアの3連戦。すべてはその結果次第だ。
男子
1 | ジェシー・グラッパー | USA |
2 | 本間大晴 | JPN |
3 | アレックス・メゴス | GER |
4 | ヤニック・フロヘー | GER |
5 | コリン・ダフィー | USA |
6 | 緒方良行 | JPN |
7 | フィリップ・シェンク | ITA |
8 | ハミッシュ・マッカーサー | GBR |
9 | ルーカ・ポトーチャル | SLO |
— | ||
14 | 樋口純裕 | |
23 | 吉田智音 | |
24 | 藤井 快 | |
26 | 百合草碧皇 |
女子
1 | ヤーニャ・ガーンブレット | SLO |
2 | ソ・チャヒョン | KOR |
3 | ナタリア・グロスマン | USA |
4 | ブルック・ラブトゥ | USA |
5 | 谷井菜月 | JPN |
6 | ラウラ・ロゴラ | ITA |
7 | ヴィタ・ルーカン | SLO |
8 | 中川 瑠 | JPN |
— | ||
14 | 伊藤ふたば | |
20 | 阿部桃子 | |
25 | 大田理裟 | |
26 | 小武芽生 |